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【鬼滅の刃】不死川実弥を徹底解説!風の呼吸の技、体中の傷の理由まで

不死川実弥

©吾峠呼世晴/集英社

『鬼滅の刃』で鬼殺隊を支える9人の柱のうちの1人、風柱・不死川実弥について紹介。

花ちゃん

見るからに狂暴そうな出で立ちで口調も荒々しい不死川ですが、一体どのような人物なのでしょうか?

性格や生い立ちといったプロフィールのほか、不死川が使用する風の呼吸や傷の理由について詳しく解説していきます。

風柱・不死川実弥とはどんな人物?

不死川実弥のプロフィール、傷の理由

(鬼滅の刃:46話引用)

不死川実弥プロフィール
名前不死川実弥(しなずがわさねみ)
階級
誕生日11月29日
年齢21歳
身長179cm
体重75kg
出身地東京府 京橋區
趣味カブトムシを育てる
好きなものおはぎ

性格

不死川は短気で粗暴な性格で、初対面の炭治郎が「知性も理性も全くなさそう」と評したほどです。

しかし攻撃的な印象がある反面、常識的な面も持ち合わせています。

特に鬼殺隊の長・産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)に対しては、敬意を払い、礼儀正しく節度をわきまえた振る舞いを見せています。

規律にも厳格な不死川は他の柱との協調性も持ち合わせており、理知的な人物であるといえるでしょう。

生い立ち

不死川は7人兄弟の長男として育ちました。

不死川ら家族に暴力を振るっていた父親は、人から恨みを買っていたようである日殺されてしまいます。

父を亡くした不死川と弟・玄弥(げんや)は、力を合わせて母や弟を守ろうと誓います。

そんな日々もつかの間、一家は突然鬼に襲われ、玄弥以外の兄弟を全員喰われてしまったのです。

しかも襲ってきたのはなんと、鬼と化した実の母親でした。

 

不死川は玄弥を守るため、自らの手で母親を討ち取りました。

母を失ったショックで混乱する玄弥は、不死川が犯人だと勘違いし「人殺し!」とひどい言葉を浴びせてしまいます。

この出来事によって兄弟の溝は大きく深まり、2人は別々に暮らすようになりました。

1人になった不死川は、唯一の肉親である弟を失わないように、単独で鬼狩りをおこなっていました。

 

そんな中、出会った鬼殺隊の桑野匡近(くわのまさちか)から育手を紹介され、呼吸を習得し、鬼殺隊への入隊を決意しました。

兄のように慕っていた桑野ですが、共に臨んだ下弦の壱との戦いで、勝利と引き換えにその命を落としてしまいます。

鬼のせいで大切な人々が死んでいく世の中を憂いながら、桑野の『生き抜いてほしい』という遺言を胸に、不死川は柱として活躍をしていくのです。

傷の理由、能力について

体中にたくさんの傷が見られる不死川ですが、これには『稀血(まれち)』であることが関係しています。

稀血は鬼が大好物とする特別な血のことを指します。

稀血の人間1人で、普通の人間の50人を食べた場合と同じ栄養を得ることができるのです。

特に不死川は『血の匂いを嗅いだ鬼を酔わせ動きを鈍らせる』という、稀血の中でもさらに希少な特性を持っていました。

鬼を引き寄せるため自らの血を利用していたので、全身に傷が多いのだと考えられます。

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不死川実弥は『風の呼吸』の使い手

風の呼吸

(鬼滅の刃:170話引用)

『風の呼吸』は、全集中の呼吸の中でも基本となる5大流派の1つです。

荒々しい動きから繰り出される鋭い斬撃で斬り刻む、高い攻撃力が特徴といえます。

他の呼吸では演出として水や雷のエフェクトが加えられていますが、『風の呼吸』においては剣技から発生した突風がそのままの威力で敵を攻撃します。

『風の呼吸』の技名一覧

壱ノ型『塵旋風・削ぎ(じんせんぷう・そぎ)』

風の呼吸 壱ノ型『塵旋風・削ぎ(じんせんぷう・そぎ)』

(鬼滅の刃:136話引用)

竜巻のように螺旋状の斬撃を繰り出しながら、突進して相手を斬り刻む技です。

水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)との稽古や上弦の壱・黒死牟との戦いで使用しました。

弐ノ型『爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ)』

風の呼吸 弐ノ型『爪々・科戸風(そうそう・しなとかぜ)』

(鬼滅の刃:167話引用)

切り裂くような4つの斬撃を同時に打ち下ろす技です。

いっさいの罪やけがれを吹き払う風『科戸の風』が技名の由来と考えられます。

参ノ型『晴嵐風樹(せいらんふうじゅ)』

風の呼吸 参ノ型『晴嵐風樹(せいらんふうじゅ)』

(鬼滅の刃:167話引用)

自分自身を取り巻くように幾重にも渦巻く斬撃を放つ技です。

防御としても使用することができ、黒死牟との戦いでは、黒死牟が繰り出す『月の呼吸』の技から身を守りました。

肆ノ型『昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん)』

風の呼吸 肆ノ型『昇上砂塵嵐(しょうじょうさじんらん)』

(鬼滅の刃:166話引用)

地上から上空に向けて、砂嵐を思わせるような無数の斬撃を繰り出す技です。

黒死牟から弟の玄弥を守るためにこの技を使用しました。

伍ノ型『木枯らし颪(こがらしおろし)』

風の呼吸 伍ノ型『木枯らし颪(こがらしおろし)』

(鬼滅の刃:136話引用)

上方から刀を振り下ろすことで、竜巻状の回転する斬撃を放つ技です。

広範囲への攻撃が可能で、冨岡との喧嘩の中で繰り出しました。

陸ノ型『黒風烟嵐(こくふうえんらん)』

風の呼吸 陸ノ型『黒風烟嵐(こくふうえんらん)』

(鬼滅の刃:169話引用)

細かな風の斬撃を刀にまとわせながら、身体をひねり下方から切り上げる技です。

技名である黒風は黒雲・砂塵をともない吹きすさぶ風を、烟嵐は山中にかかる霧や靄のことをいいます。

漆ノ型『勁風・天狗風(けいふう・てんぐかぜ)』

風の呼吸 漆ノ型『勁風・天狗風(けいふう・てんぐかぜ)』

(鬼滅の刃:171話引用)

縦回転の斬撃を旋風のように連続で放つ技です。

仲間の攻撃をサポートすることが可能で、岩柱・悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)と連携して技を繰り出した際には、悲鳴嶼の技に風をまとわせ、その攻撃威力を高めていました。

捌ノ型『初烈風斬り(しょれつかざきり)』

風の呼吸 捌ノ型『初烈風斬り(しょれつかざきり)』

(鬼滅の刃:176話引用)

すれ違いざまに放つ風の渦のような斬撃で、相手を切り裂く技です。

鳥の翼の先端にある丈夫な羽『初列風切』が技名の由来と考えられます。

【ネタバレ注意】不死川実弥が活躍するのは『上弦の壱・黒死牟との戦い』

不死川実弥 vs 上弦の壱・黒死牟

(鬼滅の刃:166話引用)

産屋敷邸を襲撃した鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)によって、終結した柱や炭治郎たちは異空間・無限城に落とされてしまいます。

上弦の壱・黒死牟と遭遇したのは、霞柱の時透無一郎と不死川玄弥でした。

『月の呼吸』の使い手でもある黒死牟は、その剣技で戦いを優勢に進めていきます。

なんと時透は自らの刀で身体を貫かれ、玄弥も両腕と胴体を切断されてしまったのです。

「……テメェは本当にどうしようもねぇ弟だぜぇ」

玄弥の頸を斬るべく黒死牟が斬撃を放った瞬間、不死川が到着しその窮地を救いました。

不死川は黒死牟の予測しきれない太刀筋や、広い攻撃範囲・攻撃速度に驚かされるも、ひるむことなく次々に攻撃を繰り出します。

黒死牟の『月の呼吸 陸ノ型 常夜弧月・無間』で深手を負ってしまいますが、黒死牟もまた、不死川の稀血の影響で動きが鈍り始めました。

岩柱・悲鳴嶼行冥が戦いに加わり、黒死牟を引き付けている隙に、傷を縫い応急処置をする不死川。

その時、遂に不死川に痣が発現したのです。痣の効果からか、動きの速さや速度を格段に高まります。

連携技で黒死牟を追い詰めたかのように見えましたが、刀を伸ばし間合いを広めた黒死牟によって、不死川は指2本を斬り落とされてしまいます。

その後も攻撃を避けるのに必死で、なかなか頸を狙える位置まで近付くことができません。

『月の呼吸 拾ノ型 穿面斬・蘿月』で放たれた無数の斬撃が不死川を襲いますが、間一髪で時透に助けられ、絶体絶命の危機を逃れました。

上弦の壱を討ち取るため、どんな苦境に立たされても諦めない不死川たち。

攻撃の隙間を抜け間合いに入った時透が黒死牟に刀を刺し、黒死牟の髪と刀を喰った玄弥が血鬼術で動きを封じます。

黒死牟は体中から刃を生やして拘束を解こうとしますが、決死の思いで玄弥らがそれを食い止めます。

そして、時透に続いて赫刀に変化した不死川・悲鳴嶼の共闘によって、遂に黒死牟を討ち取ることができました。

【ネタバレ注意】不死川実弥が弟の玄弥を突き放す理由は?

不死川実弥と玄弥

(鬼滅の刃:179話引用)

不死川が、弟の玄弥に冷たい態度を取って突き放してきたのはなぜだったのでしょうか。

戦いの最中、語られる本当の想い

「何の為に俺がァ、母親を殺してまでお前を守ったと思ってやがる」

黒死牟との戦いに駆け付けた不死川はそう口火を切り、玄弥に本心を語り始めます。

「テメェはどっかで所帯持って、家族増やして爺になるまで生きてりゃあ良かったんだよ。おふくろにしてやれなかった分も、弟や妹にしてやれなかった分も、お前がお前の女房や子供を幸せにすりゃあ良かっただろうが。そこには絶対に俺が鬼なんか来させねぇから…」

背中越しに語られる不死川の言葉を聞きながら、玄弥は柱稽古の時に炭治郎から言われたことが不意に思い出されました。

「(玄弥が)鬼殺隊に入ったことをすごく怒っていた。でも憎しみの匂いは少しもしなかったんだ」
「伝えたいことがあるなら言ったって大丈夫だよ。実弥さんは、玄弥のことがずっと変わらず大好きだから」

にわかには信じられなかった炭治郎の言葉。

弟はいないと頑なに言い張ってきた不死川の真意を前に、玄弥は全てを理解し涙があふれたのでした。

最愛の弟との別れ

死牟を倒した後、意識を失ってもなお戦おうとする不死川は悲鳴嶼によって制止されます。

そしてそのまま気絶した不死川を、悲鳴嶼は身体を真っ二つに切り裂かれ横たわる玄弥の隣に寝かせました。

目を覚ました不死川の目に飛び込んできたのは、身体が崩れ始めている玄弥の姿。

絶叫する不死川に、玄弥は『人殺し』と罵ってしまったあの日のことを詫びます。

「兄ちゃんが俺を守ろうとしてくれたように、俺も兄ちゃんを守りたかった…同じ気持ちなんだ…兄弟だから…つらい思いをたくさんした兄ちゃんは、幸せになって欲しい…死なないで欲しい…俺の兄ちゃんはこの世で一番優しい人だから…」

俺より先に死ぬな、弟を連れて行かないでくれと泣きながら神にさえすがる不死川。

しかしそれもむなしく、玄弥は「ありがとう」と感謝の言葉を遺して消えてしまいました。

【鬼滅の刃】不死川実弥まとめ

以上、風柱・不死川実弥について紹介してきました。

ただ鬼から守りたいがために玄弥に冷たい態度をとっていた不死川。

しかし玄弥の死の間際、互いの想いを口にすることで遂に不死川たち兄弟は和解することができました。

黒死牟を倒した後も、不死川は最後の敵・無惨との戦いを繰り広げています。

命を落としていった大切な人たちの想いを汲んで、不死川は果たして生き抜くことができるのか。

漫画は完結してしまいましたが、アニメの方も楽しみですね!